保育園・幼稚園情報
保育園の一日/ホームメイト
保育園では毎日、子どもたちの様子を見ながら、友だちと関わり合う機会をつくり、一緒に協力し合ってコミュニケーションをはかる力を育んだり、遊びを通して想像力をふくらませたり、それぞれの年齢にふさわしい保育を行なっています。季節や年齢によっても、子どもたちの保育園での一日の過ごし方は変わってきます。
一日の流れ

朝の7時に門を開いて子どもたちの受け入れを始め、夜の8時ころまで運営するなど、最近では、一日13時間開いている園が多くなりました。都市部では、保護者の要望に応えるかたちで、夜の10時までのところや、24時間開園している園もあるほど。不規則勤務の保護者の就労を支えるために、日曜・祝日、年末年始も子どもを受け入れている保育園もあります。
一般的なタイムテーブル

幼児と乳児で保育園の一日は違ってきます。ここでは、幼児の過ごし方を一般的なタイムテーブルとともに説明しましょう。
7:00 開園
園によって違いますが、開園時間は7:00~7:30の間が多いです。保護者から連絡事項を聞き、健康状態を確かめながら受け入れます。とくに事情がなければ、9:00までに登園というのが一般的です。
9:00 朝の会
朝の会をして、お休みの子どもの状況などをまずは確認。その後は、室内や園庭で自由に遊んだり、季節の行事を楽しんだり。3歳以上児は、創作活動やリズム遊びなどの課題教育に取り組んだりします。
10:00 お散歩・遊び
保育園では色々な外遊びをします。園庭だけでなく、毎日のように近くの公園などへお散歩にも出掛けて、鬼ごっこなどをして体を動かします。夏には組み立て式プールを使ったプール遊びします。
11:45 給食
みんなで給食の配膳の準備に取り掛かります。認可保育園の給食は、子どもの年齢に合わせた調理法で、園の中で作られています。みんなで楽しく食べるので好き嫌いも少なくなります。おかわりも自由です。
12:30 お昼寝
食後の歯みがきを済ませたら、12:30~14:30くらいまではお昼寝タイムになります。3歳以上児は、目が覚めた子どもから静かに遊んで過ごします。年長くらいになると、中にはお昼寝をしない子もいます。
15:00 おやつ
お昼寝が終わると、子どもたちにとってはうれしいおやつの時間です。おやつといっても、甘いお菓子ばかりとは限りません。おにぎり、フルーツ、ヨーグルトなどが出される保育園もあります。
15:30 午後の遊び
お昼寝をしてたっぷりと休憩をとり、おやつも食べたら、帰る支度をしてから自由遊びです。園によってはグループルームに集まり、みんなで歌をうたったり、園庭に出てみんなで遊んだりします。
16:00 お迎え
好きな遊びをしながら、お迎えを待ちます。保護者の働くスタイルによって、お迎えの時間はまちまちです。ほとんどの保育園では、だいたい18:00~19:00の間がお迎えのピークになっています。
18:00 延長保育
18:00までに保護者のお迎えが間に合わないときには、別途料金がプラスされる延長保育の時間になります(事前に申込が必要)。保育園によっては、希望者に夕食を提供しているところもあります。
20:00 閉園
保育しているすべての子どもの降園が終わった時点で、保育園の一日が終わります。