ご希望の保育園・幼稚園情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

スタディピア
保育園・幼稚園
トップページへ戻る
トップページへ戻る

保育園・幼稚園情報

世界の幼児教育/アフリカ諸国



アフリカ大陸には53の国がありますが、そのうちの34ヵ国が後発開発途上国に分類され、世界で最も貧しい地域とされています。1990年(平成2年)での初等教育就学率は、途上国の平均が78%に対し、アフリカ諸国は54%と非常に低い水準でした。

このような状況を改善するために様々な支援が行なわれ、就学前教育を含む基礎教育の状況は、1990年以降大きく改善しました。それでも、依然としてアフリカの子どもの4人にひとりは学校に通えず、たとえ小学校に入学しても3人にひとりは卒業できないといわれています。

すべての子どもに教育を

すべての子どもに教育を

アフリカ諸国は、国家歳出のかなりの割合を教育に注ぎ込んでいます。日本ユニセフ協会の2012年(平成24年)の調べによると、世界全体では、初等教育就学年齢に相当する子どもの90%が小学校に通っていますが、西部・中部アフリカでは66%と低い状況です。さらに、初等教育就学におけるジェンダー格差は、世界全体の2/3の国では見られなくなっているのに対し、多くのアフリカ諸国では、女の子であるということが理由で、就学できない不利な状況が未だに続いています。

サハラ以南のアフリカでは、ジェンダー格差が顕著で、女の子が一度も教育を受けることなく生涯を終えるケースも多いようです。2015年を達成期限としている「国連ミレニアム開発目標」には、「普遍的な初等教育の達成」、「ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上」など8つの目標が挙げられています。これに向けて、様々な国や団体からサポートを受けながら、アフリカ諸国の教育普及の努力は続いています。

子ども時代を子どもらしく過ごすために

子ども時代を子どもらしく過ごすために

貧困や紛争などとても過酷な環境の中で、教育を妨げる児童労働や、子ども兵として戦闘を強制される子どもたちは、大切な子ども時代を子どもらしく過ごす権利を奪われています。幼児期は、親や周囲の人々から愛され、受け入れられているという安心感・信頼感によって、一人ひとりが異なる自分らしさを発達させていくことができます。

しかし、紛争や貧困地域で、幼い子どもがそのような安心感・信頼感を得ることはとても困難です。そんな状況を改善し、大切な子ども時代を守るための手段として、アフリカ諸国にシュタイナー教育が広がりをみせています。

南アフリカ共和国では、アパルトヘイト政策下でシュタイナー幼児教育普及への取り組みが始まり、のちにシュタイナー幼児教育センターが設立された際には、当時の大統領ネルソン・マンデラ氏が設立式に参加「社会の真の豊かさは、その社会の子どもたちのあり方によって量られる」という意味の祝辞を述べたといわれています。

アフリカでのシュタイナー教育

アフリカでのシュタイナー教育

戦火の跡が残るエチオピアで設立されたシュタイナー幼稚園では、リズムのある生活やシュタイナー教育独特の歌、物語を繰り返し語り聞かせることで、教師たちは子どもの信頼を回復しようと務めています。

また、南アフリカ共和国のシュタイナー学校では、人口過密でゴミが多く、荒廃した居住区の子どもたちのために、花祭りを開催。花にちなんだ物語の読み聞かせの他、子ども一人ひとりがマリーゴールドの種を植えて世話をし、花を咲かせて家に持ち帰るという経験をました。自然との触れ合いを感じてもらう機会を用意するなど、様々な教育活動で子どもの心と体を発達させる取り組みが行なわれています。

動物イラスト