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保育園・幼稚園の学級崩壊



授業中に騒いだり、じっと座っていられずに教室を歩き回る子がいて、授業が成り立たなくなってしまうという小学校の学級崩壊は、幼児期の段階から芽生え始めているとの指摘もあるようです。保育園や幼稚園では、どのような問題が起こっているのでしょうか。

学級崩壊の低年齢化

学級崩壊の低年齢化

3歳児クラスのときにはきちんとできていたのに、4歳児から5歳児のクラスになってから、先生のいうことを聞かない、注意されると反発する、じっと座っていられないなど、小学校で問題視されている学級崩壊に似た状態が、保育園・幼稚園でも起こっているようです。

クラスの一部の子が騒ぎ出すと、他の子どもたちも同調し、課題保育やクラス活動が中断してしまうなど収拾がつかなくなってしまうことも。持ち上がりでまったく同じメンバーのクラスでも、このような問題は起こっているといいます。そんなクラスの雰囲気に馴染めず、中には保育園・幼稚園にいくのを嫌がる子どももいるほど。クラス担任の先生だけでは解決するのは難しく、保護者も協力して関わっていくことが求められます。

保育園・幼稚園で学級崩壊が起こる一因

保育園・幼稚園で学級崩壊が起こる一因

持ち上がりクラスの場合でも、民営化によりスタイルが変わったり、担任の先生が変わったり。保育環境の変化は、子どもたちにとって不安材料になります。保育園・幼稚園の1クラスあたりの定員は園によって様々ですが、保育園の場合、国が定める最低基準が、3歳児クラスでは園児20人に対して保育士ひとりだったのが、4歳児から5歳児のクラスになると、園児30人に対して保育士がひとりに。この基準以上で有資格者の保育士を配置することになっていますが、3歳児クラスのときに比べて、一人ひとりの子どもに手をかけられなくなる傾向は強くあります。

幼稚園の場合も、学校教育法により1クラスの人数は35人以下と決められていますが、実際は30人を超えると担任ひとりでは、すべての子どもに目が行き届きにくいようです。子どもの成長はめざましく、3歳児に比べると、4歳児・5歳児は手が掛からなくなりますが、先生に構って欲しくて、ときには騒いだり、反発したりすることもあります。そのような小さな積み重ねが、学級崩壊を招く一因になっていると考えられます。

基本的なルールを教え、大人が手本になる

基本的なルールを教え、大人が手本になる

構って欲しいから騒いだり、反発したりするのは、保育園・幼稚園に限らず、家庭の中でもよくあること。少子化が進み、兄弟姉妹のいない一人っ子率は高くなっているため、家の中では何でも自分の思い通りになる子どもも増えているようです。

また、地域で子どもが交流する場も減っているため、公園などで子ども同士が遊びながらぶつかったり、譲り合ったりするような、幼児にとって必要な経験もできにくくなっています。

保育園・幼稚園だけでなく、家庭でも基本的なルールを子どもに教えることは、協調性を育むうえでもとても重要なこと。子どもは周りの大人のことをよく見ていて、行動や言動を何でもマネするので、大人たちが意識を変えることも大切です。

動物イラスト