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森のたんけんたい(愛知県春日井市)



野外保育の活動をしている野外幼稚園や野外保育園は全国にあり、多くは「森のようちえん」全国ネットワークでつながっています。スタッフが全国交流フォーラムにも参加する、愛知県春日井市の「森のたんけんたい」の活動をご紹介します。

愛知県春日井市で活動する「森のたんけんたい」

愛知県春日井市で活動する「森のたんけんたい」

春日井市は、名古屋市の北部に隣接する愛知県の特例市です。名古屋市への通勤や通学にも便利な場所に位置しますが、東部には丘陵地帯が広がり、山々の緑が美しい場所です。

「森のたんけんたい」の始まりは、1992年(平成4年)に、元幼稚園教諭である1人の母親が名古屋市の自主保育サークルと出会い、自然の中での子育てに魅せられたことから始まりました。そして1997年(平成9年)に、春日井市への引っ越しを機に、前身である自主保育サークル「おさんぽの会」をスタートさせました。

スタッフは、多様性にあふれた森こそ、子どもの幼児期の好奇心を刺激し、感性や主体性、社会性を育むのに最適な環境であると実感し、野外保育の活動を日々行なっています。

「森のようちえん」の野外保育とは

「森のようちえん」の野外保育とは

「森のたんけんたい」で実施している「森のようちえん」では、保育者が1歳から5歳児の未就学児を預かって、午前9時から午後2時までの間保育します。1~2歳児は週に2日ですが、3~5歳児は月曜から金曜まで毎日活動します。

幼稚園や保育園のようなスタイルですが、大きな違いは、園舎を持たないことや、子どもたちの保護者も仕事を分担し、交代で保育者になることです。特定の建物を持たず、自然をフィールドとして、仲間と一緒に毎日森を散歩したり、川で遊んだり、探検したりして自然体験を積んでいます。ある時は昆虫を探し、ある時は泥だんご作りをします。おやつの時間は森に自生する果実を食べ、お昼には森の中でお弁当を広げます。雨のときは、大きな公園内にある公共の施設などで活動しています。

フィールドが大自然というだけで、そのカリキュラムは自然体験だけにとどまらず、「栽培・食」や「造形絵画」、「音楽・わらべうた・劇」などの表現活動、伝統的な行事活動などもバランス良く保育に取り入れられています。年齢が上の子が下の子の手をつなぎながら、仲間を思いやる気持ちも育まれます。子どもたちは毎日、たくましく、目を輝かせて森を探検しています。

野外保育の教育的効果

野外保育の教育的効果

「森のたんけんたい」では、幼児期に毎日仲間と自然の中で過ごすことに、大きく分けると3つの教育的効果があると考えて野外保育を行なっています。

  • 1つ目は、「体」への効果です。森を歩くことで体力がつき、身のこなしがよくなります。そして体が発達することで、心も強くしなやかに成長していくと考えています。
  • 2つ目は「主体性」です。森では自分から興味のあることを見つけ、自ら行動するようになります。その結果、主体性・自発性・好奇心・積極性が育まれるという効果が考えられます。
  • 3つ目は、「感じて学ぶ力」が育つことです。多様な森の中で過ごすことで、様々なものと出会い、自分から働きかけて感じとったものから理解するようになります。事・物だけでなく人間関係においても、協調性や協力の大切さを体験から学ぶようになります。

様々な活動で自然体験を提供

様々な活動で自然体験を提供

「森のたんけんたい」では、通常保育の「森のようちえん」以外にも、1~2歳児の親子に向けた会員制の「おさんぽ」や3歳~小学生向けの「野遊び」を実施しています。その他、一般の親子に向けた子育て支援事業「ちびっこ探検隊」も定期的に開催し、多くの人へ自然体験の機会を提供しています。

動物イラスト