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シュタイナー教育



1861年(文久1年)生まれの哲学者ルドルフ・シュタイナーは、自ら生み出した「アントロポゾフィー(人智学)」に基づく世界観を教育、医学、薬学、芸術、建築、農学など様々な分野で展開しました。シュタイナー教育は、精神科学、芸術、教育学の視点を持ち、子どもの成長に合わせた独自のカリキュラムが、世界各地で実践されています。人間の成長を7年ごとの周期で考えたシュタイナーが、幼児期をどう捉え、大人は何をするべきとしているのか、ご紹介しましょう。

シュタイナー教育とは

シュタイナー教育とは

シュタイナー教育においては、0歳~7歳の幼児期は土台となる「からだ」をつくることに専念する時期です。からだが成長するためには、あたたかく穏やかな環境が必要で、大人もその環境の一部に含まれています。子どもを急かしたりして、まだ眠っている「感情」や「思考」を刺激してはいけません。

この時期の子どもが求めるのは、模倣すること。周りにいる大人の様子や動作を全身で感じ取り、しぐさをマネすることで学んでいきます。幼児期は全身が感覚器官なので、周りの大人が楽しそうにしていたら、子どもも自然と楽しい気分になり、逆にイライラしていると、それを全身で感じ取ってしまうと、シュタイナー教育では考えています。

0歳~7歳の幼児期は、子どもの中にある意志の種を育むときにあたります。大人たちは、子どもの内にある力がふさわしいときに、ふさわしく育つように助けなければいけません。

シュタイナーが考える人間の周期

シュタイナーが考える人間の周期

生まれてから21歳までを7年ごとの周期で区切り、それぞれの期間に「意志」、「感情」、「思考」を育てるべきだとシュタイナーは考えています。意志→感情→思考の順番でものごとを受け取ることができる、バランスが取れた人間のことをシュタイナーは「自由を獲得した人間」と、いっています。

  • 0歳~7歳…しっかりとからだをつくる中で、意志が育つ。
  • 7歳~14歳…芸術的体験を通して、世界は美しいと感じる。感情が育つ。
  • 14歳~21歳…自我が現れる。自分の存在を認識する。思考が育つ。

小さな子どもにはリズムが必要

小さな子どもにはリズムが必要

シュタイナー教育では、特に小さな子どもの暮らしには、リズムが必要だとしています。リズムとは繰り返しです。季節ごと、月ごと、曜日ごと、日ごとに繰り返されるものが生活のリズムになっていき、秩序や流れのある生活に子どもは安心感を覚えます。

リズムには色々ありますが、呼吸もそのひとつです。部屋で歌うとき、食事をするときは吸う息、外遊びで発散するときは吐く息と考え、それを交互に繰り返すことで、子どもの成長は健康的なものになります。

散歩をするときは、同じ時間に同じ道を通るのがシュタイナー流です。四季の変化を感じられるだけでなく、その先に何があるのかが分かっていると、子どもは安心して前に踏み出すことができるのです。

家庭でできるシュタイナー教育の子育てヒント

家庭でできるシュタイナー教育の子育てヒント
  • 朝は夢の世界が壊れないようにゆったり目覚め、順序よく身支度をする。
  • 室内遊びも外遊びも、想像力を育む遊びをたっぷりする。
  • おもちゃは、想像力に働きかけるような素朴でシンプルなものにする。
  • 食事の支度のお手伝いなど、からだを動かすことをたくさん取り入れる。
  • 寝る前の読み聞かせでは、同じ物語を2~3週間繰り返し語る。
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