施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の保育園・幼稚園情報を無料で検索できます。

ホームメイト保育園・幼稚園リサーチ

保育園・幼稚園情報

保育園選びのポイント/④保育方針



保育園は福祉施設、幼稚園は教育機関と聞くと、保育園では教育は行なっていないと思われがちですが、最近では、保育園案内やホームページなどに、それぞれの保育方針、保育目標などが明記されるようになってきました。それを見れば、どんなことを大切にして保育、そして幼児教育を行なっているのかといった、その保育園の根本方針が分かるので、ぜひチェックしてみて下さい。

保育所保育指針

保育所保育指針

保育方針、保育目標を実行するために、保育園では保育計画を作成しています。保育計画は、子どもたちの発達や生活の充実を深く掘り下げて考え、それぞれの園が工夫して作っていますが、そのガイドラインになっているのは、厚生労働省が出している保育所保育指針です。保育所保育指針では、保育園で子どもたちが安定した生活と充実した活動ができるように、保育の目標、方法、環境などの原理をはじめ、保育所の役割や保育内容などが明記されています。6ヵ月未満児、6ヵ月から1歳3ヵ月未満児、1歳3ヵ月から2歳未満児、2歳児、3歳児、4歳児、5歳児、6歳児の年齢別で、子どもの発達についても詳しく述べられていて、保護者が読んでも子育ての参考になるほど、その内容は細やかです。さらに保育所保育指針は、子どもや子育て家庭を取り巻く状況の変化に応じて、内容や構成を見直し、随時改訂がなされています。

指導計画の一例

保育園の指導計画は、保育所保育指針を大もとに、それぞれの保育園の方針も加味しながら、子どもの年齢に合わせて月ごとや週ごとに作られています。その一例をご紹介しましょう。

0歳児クラス6月の指導計画の例

  • 一人ひとりの生活リズムを整える。大人との信頼関係を築いて、安心して遊べるようにする。
  • 離乳食の状況を報告し合いながら、家庭との連携を進める。
  • 声をかけながら食事を進める。活動量が多くなる遊びに誘う。つかまり立ちが不安定なので注意する。

5歳児クラス6月の指導計画の例

  • 自分の思いを友だちに伝えながら遊べるようにする。
  • トラブルを仲介したり、自分たちで解決しようとする動きを大切にする。
  • 当番のある仕事を協力し合い、楽しく取り組む。
  • 音を楽しむ遊びをする。大きな紙に思い切り絵を描いてみる。

保育園の幼児教育

保育園と幼稚園の幼児教育は違うと認識している人も多いかもしれませんが、保育園の3歳以上児の保育内容と幼稚園の保育内容は同じにする方針が、1964年に決められました。それ以降、保育園の保育所保育指針と幼稚園の教育要領は、ともに足並みをそろえて改訂されています。そのため、制度上では、幼児教育に違いはありません。

保育園では、朝から夕方までの長い保育時間の中で、遊びや生活そのものを幼児教育として捉えています。子どもの体や心をはじめ、自尊心、主体性、知能がより良く育つように遊びの環境を整えています。それに加えて、友だちとの関わりの環境、自然体験、社会的体験を豊かにしていくことも大切だと考えられています。

保護者にとっては、子どもが保育園で元気に楽しく遊んでいるだけで十分ありがたいことですが、保育園には子どもの育ちについての知識と経験が詰まっています。中には、保護者会などで子どもたちの園での様子をビデオなどで見せながら、その時期の発達のポイントなどを教えてくれる保育園もあるほどです。

動物イラスト