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保育園・幼稚園情報

幼稚園の設備



文部科学省の管轄である幼稚園の設備基準は、厚生労働省の管轄である保育園の「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」とは大きく異なります。幼稚園の設備は、文部科学省により制定されている「幼稚園設置基準」という指針に沿って設置されています。その内容を見てみましょう。

「幼稚園設置基準」に沿った園舎や運動場の設備

「幼稚園設置基準」に沿った園舎や運動場の設備

幼稚園の設備については、1956年(昭和31年)に制定された「幼稚園設置基準」によって定められています。第三章「施設及び設備」によると、園舎については、「2階建て以下を原則とする。 園舎を2階建てとする場合及び、特別の事情があるため、園舎を3階建て以上とする場合には、 保育室・遊戯室・便所の施設は1階に置かなければならない(ただし、園舎が耐火建築物で、幼児の避難上必要な施設を備えるものにあっては、これらの施設を2階に置くことができる)。」とされています。都市部では、限られた土地を有効活用するため、指針に沿って造られた3階建て以上の幼稚園もあります。また、「園舎および運動場は、同一の敷地内にあることを原則とする」といった決まりもあります。運動場(園庭)の面積については、「3学級以上の場合、400+80×(学級数-3)㎡でなければならない」と定められています。

幼稚園で必要なその他の設備

幼稚園で必要なその他の設備

その他、幼稚園には「職員室・保育室・遊戯室・便所・飲料水用設備・手洗い用設備・足洗い用設備を備えなければならない」と決められています。また、「学級数および幼児数に応じ、教育上、保健衛生上必要な種類及び数の園具・教具を備えるとともに、常に改善し、補充しなければならない」という決まりもあります。他に、できるだけ設置するよう呼びかけられているのが、放送聴取設備・映写設備・水遊び場・幼児洗浄用設備・給食施設・図書室・会議室です。これらは必置ではないので、設備がない園もあります。

園庭の遊具について

園庭の遊具について

また、園庭などにどのような遊具を揃えればいいかということは、幼稚園設置基準に規程がありません。各幼稚園での判断に委ねられていることになります。かつては、ブランコ・すべり台・砂場をそろえている幼稚園が多くありましたが、現在は安全面の問題から、ブランコを設置していない園も増えています。学校法人の幼稚園である場合は、遊具について、国の定めた安全基準に反していないかどうかの検査(監査)があります。幼稚園選びの際、子どもは遊具の目新しさやキャラクターなどに心を奪われがちですが、きちんと点検、手入れがされているかどうかが重要だといえます。

現行の「幼稚園施設整備指針」

現行の「幼稚園施設整備指針」

また、文部科学省が幼稚園の設備に関して定めたものの中には、1993年(平成5年)に作成された「幼稚園施設整備指針」もあります。現行版は、幼稚園が、「満3歳児入園」や「預かり保育」、「子育て支援活動」など多様なニーズに対応すべきだという役割を踏まえ、また防犯対策を新たに加えて、2003年(平成15年)に再改訂されたものです。現在は、午睡やおやつなどの「預かり保育」独自の活動に対応した専用部屋の計画が望ましいとされるなど、世間の状況の変化によって、幼稚園の設備のあり方も見直しを求められています。

動物イラスト